主な病気の症状

【耳の病気】

耳が痛い女性

外耳道炎

耳の中を毎日綿棒などで掃除している人に多い症状です。耳たぶをひっぱってみて痛いときはだいたい外耳道炎です。初期の症状としては耳のかゆみだけですが、悪化すると耳だれや耳痛といった症状が出てきてさらに進行すると中耳炎を合併します。

急性中耳炎

急性中耳炎は、中耳に炎症が起きて激しく痛くなります。子供の場合は黄色の鼻水の後に、耳管を介して細菌が中耳に入って急性中耳炎なることがほとんどです。大人の場合は耳掃除のしすぎで外耳道炎になり、炎症が奥の中耳に及んでなることが多く見受けられます。耳と鼻は耳管という管で繋がっているため、鼻が汚い状態で鼻をすすったり、逆に強く鼻をかみすぎたりしてなることもあります。

急性中耳炎は、進行すると中耳内に膿が溜まり耳の聞こえが悪くなります。さらに鼓膜に圧がかかり激しい痛みが生じます。

耳の治療

慢性中耳炎

中耳に慢性の炎症があり、鼓膜はそのせいで開いた状態になります。ひどい場合は鼓膜がまったくないこともあります。症状としては難聴です。免疫力が低下すると、耳だれが出たり耳の痛みを感じる場合もあります。

突発性難聴

内耳に障害をきたし、神経の影響で聞こえ自体が悪くなる病気です。ストレスやウイルスが原因と言われていますが、はっきりとした原因は今のところ解かっておりません。耳の聞こえが突然悪くなり、めまいを伴うこともあります。難聴が軽度の時は、聞こえが悪くなったというよりも耳が塞がった感じがします。幅広い年代に起こりますが、特に働き盛りの40~60歳代に多くみられます。

耳

メニエール病

メニエール病は、日常生活に支障をきたすほどの回転性のめまいが繰り返し起こり、変動のある低周波の難聴、耳鳴りといった症状を引き起こす病気です。内耳のリンパ液が増加したことによるとされていますが、なぜリンパ液が増加するのかは、はっきりしていません。急に聞こえが悪くなったり、めまいがしたり耳が塞がった感じの症状は突発性難聴と似ていますが、最大の違いはメニエール病は症状が繰り返されると言うことです。

【鼻の病気】

鼻をかむ女の子

花粉症

花粉症の原因となる花粉はスギ・ヒノキ・ブタクサ・ヨモギ・セイタカアキノキリンソウなど、さまざまあります。特に春先になると、スギ花粉による花粉症が猛威を振るいます。花粉症は、まず口や鼻・目に花粉が入り、体を守ろうとしてくしゃみ、鼻水、涙等で体の外に出そうとしたり、鼻づまりを起こして、花粉を体の中に入りにくくする作用が起こります。日常生活に支障が出てしまう場合もありますので、早めの受診をお勧めします。

アレルギー性鼻炎

くしゃみ・鼻水・鼻つまりなどの症状があります。アレルゲンが鼻の粘膜に触れると、身体ではそれを異物と認識して、排除しようとします。普通の人にとっては異物ではなくても、アレルギーのある人は異物と認識してしまい、くしゃみ・鼻水・鼻つまりなどの症状が出ます。一年中症状のあるものは、ダニやハウスダストに原因のある通年性アレルギーとよばれるもので、気管支喘息やアトピー性皮膚炎を合併することもあります。

鼻

慢性副鼻腔炎(蓄膿症)

慢性副鼻腔炎とは蓄膿症のことで、副鼻腔に膿がたまることが原因で、鼻がつまったり、イヤなニオイがしたりといった不快な症状が起こる病気です。 副鼻腔炎は、ほとんどの場合は急性鼻炎(鼻かぜ)が長引くことで起こります。重症度はレントゲン検査で副鼻腔の陰影をみれば分かります。

鼻出血

鼻血には動脈から出るものと、静脈からでるものがあります。ほとんどが静脈から出るもので、鼻の入口からの出血なのでそれ程心配はいりませんが、高齢者で高血圧がある場合に、鼻の奥の方で出た出血が動脈から出た場合は、噴水のように出血して血圧が高くなりますので、注意が必要です。鼻の奥の方からの出血では、見づらく出血部位を特定しにくく、どこから出ているのか分からない場合は厄介です。

【喉の病気】

頭が痛い女性

扁桃炎

喉の両側に丸い膨らみがあり、それが扁桃腺です。鼻や口から細菌やウイルスが入ると、体を守るための防御反応として扁桃組織が働き扁桃腺が腫れます。その時に痛みや発熱を起こす症状が扁桃炎です。

急性喉頭蓋炎

喉の下には、食べたときに食べ物が気管に入らないようにするため、声帯の前に蓋があります。その蓋が、ウイルスなどの感染のために腫れてしまう病気が急性喉頭蓋炎です。この蓋は声帯の上にあるので、腫れがひどくなると声帯や食道の入り口をふさいでしまい、窒息してしまう恐れがある危険な病気です。

頭が痛い

声帯ポリープ

風邪や声の出しすぎなどにより、声帯に炎症を起こし声帯の縁に小さい隆起ができる病気です。喉の奥がなにか詰まったようなイガイガした感じで、うがいをしてもこの違和感は解消しません。進行すると声が嗄れる・かすれ声になるなどの症状が現れます。

喉頭癌

腫瘍の程度によって治療法が変わります。痰に血液が混じることもあり、嗄声が一カ月以上続くときは、喉頭がんの疑いが強くなります。 声門上がんの場合、初期症状は喉のいがらっぽさ、異物感、食べ物を飲み込んだときの痛みなどがあります。 がんが進行すると、耳に広がる痛みが現れ、 首(頸部)のリンパ節に腫れが何か所も出ることが多くなります。

【形成外科】

動物のイラスト

形成外科とは

形成外科とは先天的な奇形、外傷(けが)、腫瘍(できもの)などによる身体各部位に生じた醜形を手術によってきれいな傷でできるだけ正常な状態に近づける治療を行う科です。取り扱う疾患は、多いものでは皮膚良性腫瘍(黒子[ホクロ]、イボ、あざ)、皮膚悪性腫瘍(基底細胞癌、有棘細胞癌など)、外傷(けが)、陥入爪、彎曲爪(巻き爪)、熱傷(やけど)などがあります。
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